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OPUS QUADのつまみの目盛について

今回のOPUS QUADでは、デザイン性の向上や選曲性を重視した設計ということだと理解しており、その方向性や考え方に非常に賛同しております。煩雑さが低減し、デザインもこれまでのものよりも今の時代に合っていると思います。

ただ、マスター、トリム、EQなどのつまみの目盛がなくなるのは実用性を下げているように感じています。マスターとブースのボリュームのバランス、デッキ間でのバランス、曲間でのEQバランスは非常に重要になってくるので、目盛があると信頼性をもって調整を実施できるのですが、目盛が一切ない状況ではなんとなくの感覚で調整する余地が広くなります。たとえば、現場ごとにマスターとブースのベストなボリュームバランスが異なる場合には、そのバランスを目盛の数で記憶したりできるのですが、目盛がない場合にはつまみが正確に何時になっているのかわからず、ベストバランスを見つけづらくなります。

目盛を使わずにそういった正確な調整を行うには、アクティブなつまみの数値をメインディスプレイなどに表示するなどが考えられるかと思います。

今後の製品開発において参考になれば幸いです。ご検討のほどよろしくお願いいたします。

Gaku Nagashima

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